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当スクールの想い ~第3章:ベタですが、やっぱり空手なんですね。~

田舎だったことが幸いしました。
フレンドリーでおおらか。道端で眼が合えば知らない同士でも"Hi!" 古き良きアメリカがそこにあった。

当時日本のイメージといえば「フジヤマ、ゲイシャ、ニンジャ、カラテ、ホンダ、そしてソニー」。
リクエストされ、仕方がなくいんちき空手を披露すると"Wow"とか言って大げさにリアクションしてくれた。
「出胃人」怪しい当て字を駆使し、名前を書いてあげると"This is super. Thank you so much" 涙を流さんばかりに感激してくれた。
「沈黙は金なり」時代は流れたとはいえ、こちらは褒められることに慣れていない国の人。
カラテの「蹴り」を鏡の前で毎日、練習するようになった。それだけでヒーロになれたからだ。

「日本人であること」アスリートでもなくミュージシャンでもエコロジストでもない私にはそれが最大の武器となった。
人は自分にはない何かを持っている人に興味を抱く。あれよあれよと言う間に友達ができた。

第三章.jpg いんちき空手の他に毎日欠かさず行ったのは、その日に初めて聞いた言葉を日記帳に記録すること。友達を作るには彼らが使う英語に慣れる必要があった。
カラテの蹴りは1000の単語を覚えるよりも有益だったし、十代が使う英語を理解するには三人称単数なぞの知識よりも断然「口語」、いわゆるスラングを覚えるのが不可欠だったのです。

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