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第二章 「アドバイス」 第二話

 

一所懸命、働いてきた。

今まで、それなりにまじめに生きてきたはずだ。

 

 

 

鏡に写っているのは女房に逃げられた、メタボ気味の冴えない中年サラリーマン。 

 

 

 

大人になればなるほど幸せになれると思ってきたのに。

いったいどこでどう間違ったんだ?

 

 

 

 

「サラリーマンの給料はガマン料なのよ」

 

 

 

 

元女房の口癖がリフレインします。

 

 

 

 

田中さんは、これからもガマンだけの生活は嫌だと思いました。

 

 

 

 

額にしわばかり寄せて、幸せになれる気がしないのです。せめてプライベートでは生き生きしたい。季節を感じたり、たまには旅行したり。贅沢は言わないけれど、日々、前向きにな言葉を発していたい。我々日本人にだって、もっと日常を楽しむ権利がある気がするのです。

 

 

英語の使い手になれば、何かが変わるかもしれない。

 

 

「英語ノート」と書かれた、オレンジ色のノートを手に取る田中さん。

見開きのページをじっと、見つめています。

 

続く。

 

更新:2009年7月28日 06:44 PM

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